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5月5日(火)は「菖蒲の節句」。
皆さま、こんにちは。
5月になりまして、京都はこのところ真夏の様な暑さが続いております。
本日5月5日(火)は「端午の節句」ですね。
この端午の節句は、季節の植物 「菖蒲 」に 「厄除け」を願うことから「菖蒲の節句」とも呼ばれています。
また、「菖蒲」が「勝負」に通じることから、武家に生まれた男の子の立身出世を願う節句として重んじられてきたのだとか。
その風習のひとつで、玄関の軒に菖蒲を飾って厄除けを願う「軒菖蒲」というものがあります。
「軒菖蒲」とは、強いにおいで邪気を祓うとされる菖蒲と蓬で作る軒飾りのこと。
軒から下げることで、外から内に邪悪なものが入ってくることを防ぐとされます。
らくたびでは、この「軒菖蒲」を皆さんと一緒に作る「菖蒲の節句ゆるり茶会」が毎年の恒例となっているのですが、
昨今の新型コロナウイルスの影響を鑑みて、今年はイベント自体を中止とさせていただきました。
(お申し込みいただいていた皆さま、本当にごめんなさい)
ただ、軒菖蒲そのものは「悪いものから身を守る」存在。
現在であればまさに、「新型コロナウイルスという疫病をはね除け、皆様の無病息災を願う」ということにも繋がるのではないか…。
今だからこそ軒菖蒲を飾る意義がきっとあるはず!!!!
そう考えまして、らくたびでは今年も軒菖蒲を飾ることにしました。
いつもなら参加者の皆さまとわいわいと作るところですが、今年はらくたびのスタッフ数人で製作。
こちらが材料となる菖蒲と蓬です。
菖蒲と蓬を少しずつ組み合わせて小さな束をつくります。
小さな束を15セットくらい作って、紐で繋げれば完成!
こちらも毎年恒例の光景。
今年も若村が屋根の上に飾り付けます。
通りがかりの方々にも見守られながら、見事完成!!
今年仲間入りした鯉のぼりの暖簾との相性も抜群です!
おまけ。
京都新聞さんの5月5日付の朝刊で、らくたびの軒菖蒲が紹介されました!!
嬉しい♡
京都新聞さん、ありがとうございました。
コロナウイルスが早く終息してくれますように。
らくたび 田中麗