らくたび京町家・お香だより―1月の香り

らくたび京町家では、毎月その月のイメージにあったお香を焚いて、日々お客様をおもてなししています。 らくたび京町家で焚いている「今月のお香」を月替わりでご紹介いたします。

睦月（むつき）。

新年を迎え、家族が集う正月。
三が日には、親戚などが挨拶まわりにもやってきて、わいわいと賑わいます。そんな人びとが仲良く「睦み合う」様子から、1月は「睦月」と呼ばれるようになったのだとか。

宮中では、新春に「歌会始の儀」が執り行われます。
令和2年のお題は「望」。公募で選ばれた歌が披露され、多くの人が集って新年を祝います。

そんな睦月－1月のお香は、松栄堂さんの「御題銘香 望」。
令和2年の歌会始のお題「望」をモチーフにした香りです。
静かに香りを聞いていると、新年ならではの張り詰めた神聖な空気が漂います。それはまるで「歌会始の儀」に参加しているかのよう。

らくたび京町家にお越しの際は、ぜひ「新春の香り」に包まれてみてください。

1月のお香「新春の香り」を楽しんでいただける、1月開催の「らくたび京町家イベント」は下記の通りです。