京町家・お香だより

らくたび京町家・お香だより―10月の香り

らくたび京町家では、毎月その月のイメージにあったお香を焚いて、日々お客様をおもてなししています。 らくたび京町家で焚いている「今月のお香」を月替わりでご紹介いたします。

10月の香りOCTOBER

実りの秋、神無月。

五穀豊穣を願い神様をお祭りする季節でもあることから、「神の月」つまり「神無月(かんなづき)」と呼ばれるようになったと言います。

そんな神無月―10月のお香は、香彩堂さんの「百楽香 金木犀」。

秋分から数えて15日ほど経った季節のことを寒露(かんろ)と言います。寒露とは、夏の終わりから初秋にかけて草花に降りる冷たい朝露のこと。
秋の深まりを感じられるこの寒露の季節、まちなかをおさんぽしているとふいに甘い香りが漂ってくることがあります。印象的な香りの正体は、オレンジの小花が美しい「金木犀(きんもくせい)」です。その芳醇な香りは、姿を目にしなくても何が咲いているか分かるほど。季節の深まりを香り感じられる秋の風物詩にもなっています。10月の香りは、秋のさんぽみちを思い起こさせてくれるそんな香りです。

らくたび京町家にお越しの際は、ぜひ「寒露の香り」に包まれてみてください。

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