らくたび京町家・お香だより―8月の香り

らくたび京町家では、毎月その月のイメージにあったお香を焚いて、日々お客様をおもてなししています。 らくたび京町家で焚いている「今月のお香」を月替わりでご紹介いたします。

葉月。
旧暦では秋のはじまりにあたる月。
樹木の葉が紅葉して落ちはじめる月であることから「葉落ち月」が転じて「葉月」となったとも、実りの季節でもあることから穂が張る月「張り月」が転じて「葉月」になったともいわれています。

旧暦で「初秋」とは言えど、現在では1年でもっとも暑い夏。
けれどもよく晴れた日には、澄み切った青空の美しさを楽しめる季節でもあります。

そんな葉月―8月のお香は、松栄堂さんの「二条」。
爽やかでありながら華やかさも合わせ持つ白檀の香りは、澄み渡る青空の下、思い切り深呼吸をしたときのような清々しさを味わわせてくれます。

らくたび京町家にお越しの際は、ぜひ「夏空の香り」に包まれてみてください。

8月のお香「夏空の香り」を楽しんでいただける、8月開催の「らくたび京町家イベント」は下記の通りです。