らくたび京町家・お香だより―11月の香り

らくたび京町家では、毎月その月のイメージにあったお香を焚いて、日々お客様をおもてなししています。 らくたび京町家で焚いている「今月のお香」を月替わりでご紹介いたします。

冬の気配が近づく、霜月。

霜が降りはじめる時季であることからそう呼ばれるようになったとも、
いにしえより五穀豊穣を願って神さまに感謝する祭りが行なわれる季節でもあることから、「食物月（おしものづき）」が転じて「霜月」となったとも言われています。

そんな霜月―11月のお香は、山田松香木店さんの「彩紅葉」。

深まる秋。
艶やかな紅葉に包まれる京のまちを堪能できるのは、冬に差し掛かる手前のほんのひとときだけ。
11月はそんな錦秋の古都ならではの、張り詰めた空気と季節の深まりの感じさせてくれる香りです。

らくたび京町家にお越しの際は、ぜひ「深秋の香り」に包まれてみてください。

11月のお香「深秋の香り」を楽しんでいただける、11月開催の「らくたび京町家イベント」は下記の通りです。