6月1日、らくたび京町家が夏のしつらえになりました！

本日6月1日（土）はしつらえ替えの日。

らくたび京町家でも、冬のしつらえから夏のしつらえに町家全体を衣替え。
今回は、らくたび会員の皆さまにご参加いただき、みんなでわいわいと建具替えを行ないました。

まずは、雪見障子や襖など冬の建具をすべて外して、夏の建具を蔵から運び出します。

こちらは恒例の建具リレー。
みんなで少しずつ建具を送っていきます。

こっちかなあっちかな･･･と迷いながらも簾戸を入れてみたり、外してみたり。

お座敷には簾をかけるのですが、これがまた一苦労。
一枚の簾をはめるのに、なんと三人がかりです！

みんなで力を合わせて、ようやく夏のしつらえが完成しました！

そして、この夏はらくたび京町家に「軒簾」が新たに仲間入り。

らくたび・東による「軒簾掛け式」を行ない、簾がすべて掛かった瞬間には、皆さまからあたたかな拍手をいただきました。

実はこの簾、一枚だけ軒下にあるパイプ管がちゃんと通るよう、ぴったりサイズで穴が空けられているんです。
この丁寧な仕事は、京すだれの老舗・久保田美簾堂さんによるまさに職人技。らくたび京町家にお越しの際は、ぜひ美しく切り抜かれた簾にも注目してみてくださいね。

ちなみに、らくたび京町家の玄関ののれんも夏仕様に衣替えをしました。

水面をおよぐ金魚がとっても涼しげ。夏の間はこちらの金魚が皆さまをお迎えします！

新しい暖簾の前で、スタッフ一同ぱしゃり。

玄関からお座敷まですっかり夏仕様になったらくたび京町家に、ぜひ遊びに来て下さいね。

おまけ。
新しい暖簾のすき間から、らくたび東がひょっこり。

らくたび　田中麗